マネー教室・知ってナットク ～ゼロエネ賃貸住宅は割高？～
再生可能エネルギーを活用し、エネルギー収支ゼロを目指した住宅が
少しづつ普及し始めている昨今、皆さんはそうした「ZEH住宅（ゼッチ住宅）」をご存知ですか？
戸建住宅だけでなく、最近では賃貸住宅にまで広がってきているそうですが
割高イメージがあると、よく耳にします。
それは本当なのでしょうか？
政府は2018年、集合住宅向けの基準「ZEH-M」を策定しました。
消費エネルギーを減らすため、壁や窓の断熱性を高くし
そのいっぽうで、太陽光発電などにより、電気を自分で作るケースが多いようです。
一般的な集合住宅よりも建築コストがかかり家賃はやはり、割高傾向。
それでは、光熱費はどのくらい安くなるのでしょうか？
「ZEH-M」3800戸を手掛ける大手ハウスメーカーの試算によると
3人家族が住む場合、自家発電分を含めて、年間66,000円ほど抑えられるそう。
単純計算ですと、家賃がつき5,000円ほど高くても、元が取れる計算になります。
ちなみに、二酸化炭素の排出量は、43％削減できます。
国内の住宅戸数のうち、集合住宅は全体の4割を占めています。
国の補助金の交付が始まった「ZEH-M」は、2020年時点で496件とスタートしたばかり。
これからますます増え、費用面も良くなるかもしれません。
環境に配慮しながら、快適に暮らせる家は魅力的。
家を探すときの、ひとつの候補にしてみてはいかがでしょうか。
埼玉県巣鴨市にある「株式会社マツモト電化」は
電気屋ではありますが、実は一級建築士事務所も併設しております。
電気工事にともなったリフォームも、随時ご相談を受け付けております。
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