オール電化は本当に災害に弱いのか?
「いっさい火を使わない」
「二酸化炭素などの燃焼ガスを発生させない」
このように、安全でクリーンな住環境をキープすると
オール電化住宅は注目を集める住宅です。
しかし、地震や台風などの災害時に停電してしまうと
全ての設備機器が使えなくなってしまうと
心配する声もあるようです。
これって実際はどうなのでしょうか?
停電してしまいますと、
たしかにIHクッキングヒーターや給湯など
一般的にはガスでまかなっている設備も
使えなくなるわけですから
「何も使えなくなったら困る・・」と
心配になるのは当然です。
しかし、災害時のライフラインの復旧で
もっともはやいのは電気だといわれています。
都市ガスより復旧は早い傾向にありますので
災害に対する脆弱性は、ここで証明することはできません。
またオール電化住宅は、火を使わないことが大きな特徴です。
地震のあとの二次災害で恐ろしい火事のリスクも
大幅に減らすことができるのは、オール電化のほうだといえます。
また、電気給湯器の機種によっては
停電時にもお湯が使用できたり、
タンク内の水を非常用水として使えるタイプがあります。
したがって断水時の助けになるものを選ぶこともできるわけです。
オール電化と相性の良い太陽光発電を設置していれば
自立運転機能を利用して電気を使うことも可能です。
このように考えると、オール電化住宅は
災害時でも決して対応不可な設備ではないと考えています。
さまざまな側面で活用できるシステムとして
広く認知されることを願っているところです。
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